山形まるごとマラソンハーフに挑戦しました。
2015年10月4日(日)第3回山形まるごとマラソン。
【2014年10月/5Km40分を目指す】
私は昨年(2014年)の第2回まるごとマラソンに初参加で5kmを走りました。今年2015年は6月に東根市のさくらんぼマラソンでも5kmを走らせていただき、この時には既に今回の、初ハーフマラソンの挑戦を決めていたのに、なかなか走る練習の時間を遠ざけてしまっていました。
最初のまるごとマラソンでは35分を切って走ることができたのに、さくらんぼマラソン方が遅いタイムでした。「ハーフに向けて頑張らなきゃ!」と思ったはずなのに、継続しての練習をできなかった自分がいました。
6月のさくらんぼマラソンの時に「10月ハーフを走るなら、7月には10kmを走れるように。」という目安を教えてもらったから、まずはそこを目指して頑張ろうと思ったのに、実行できませんでした。
とはいっても、昨年10月の山形まるごとマラソンで5kmに挑戦すると決めてからは、ちょっとずつだけれどもできるだけ走る(というよりウォーキングになったりするけど何かしら運動する)時間をとるようになりました。
最初は、インターネットの距離測を使って自宅からの1kmコース、2kmコースを作るなどして工夫していました。1kmさえ走りきるのが困難で、せめてあの電信柱までは頑張る!という気持ちでした。
【2014年11月/心拍計測の為にポラール購入】
最初5km制限時間40分で何とか走り切り完走賞をいただくことが出来たのが2014年10月のまるごとマラソン。その直後の11月にジェイムス・スキナー氏の9ステップセミナーに参加しました。ここでの出会いや経験が突拍子なく最高で、ここでPolarを購入します。心拍数の設定はできたけど、距離などのデータがでないまま設定の仕方がわからずに時間が流れ、2015年6月のさくらんぼマラソンを控えた4月にようやく自分の走った距離とコースが出るようにあちこち触ってみながら何とか設定することができました。
Polarセッション履歴があるのは4月からです。練習の様子も振り返ることができるし、無理をしないで、体の状態を数字で把握できるすばらしい道具だと思います。
そうだ、2014年11月9Stepの準備最中に左足親指を強打して、しばらく後に受診したら人生初骨折をしていたということもありました。ちょっと腫れて痛いけど、9Step中も走っていたし、そこから成田に直行してしばらく台北にいる娘のところに滞在している間にも大安森林公園のランニングコースをみつけ、感動して走りました。(と、言っても体力がなくほぼ散歩という状態でしたけど。)
【2015年1月/ランニングタイツ購入】
2014年11月後半、骨折の診断をしていただいた病院で、まるごとマラソン5kmを走った後に足がつって、県内針灸の団体の先生方によるボランティアコーナーでお世話になった折、腰に問題があるようだと教えていただいた事が気になっていたので相談するとレントゲン写真を撮り診断の結果2015年1月中はリハビリに通いました。
そこのPTの先生から、ランニングタイツを履いた方がいいということを教えていただき、思い切って購入し、それを持って、2015年2月、いざ、台北の大安森林公園で履き初めいたしました。
その時の事がこちらです。(これが私の初youtube投稿です。)
polar履歴のある4月から全くトレーニングしない月はありません。
「どうだ、すごいだろ~!!!」
「すごいじゃん!!!!!」
(ちょっとの進歩、自分で褒めてあげなきゃね~)
【2015年10月/まるごとマラソンのハーフに挑戦 振り返り】
9:05分がハーフマラソンのスタート時間です。しかし、4000人を超える参加者がスタートするのに数分かかるということでした。
そのために、第1関門は甘めに設定してあるということ。
せめて第1関門は通過したいと思うと、列の一番最初にいてスタートしたいと思うじゃないですか。それが、タイム申告の早い人からスタートというところに理不尽さを感じてしまう私。こっそり前に行っちゃおうかな・・・と思っちゃいました。だって、練習から行くと、第1関門到着も怪しいのですから。
当日は半袖だと少し肌寒いくらいの気温で、長袖を預けてしまうのが不安で暑かったら腰に巻きつけて走る前提にしました。それから、袋に入ったゼリーを持ちました。走れなくなったら汗が冷えて寒くなるだろうな・・・
そして、給水所もなくなっているだろうから水分は持っていなければという思いからです。
【第1関門通過】
霞城公園南口辺りに第一関門があるはずなのにわからないので、スタッフの方に「関門はどこですか?」と走りながら何度か聞きましたが、結局わからないまま城南橋の5km地点を迎えます。いつ、交通規制が解除になるのかな~と心配しながらも、なんとかまだ大丈夫そうなので、滅多に走れないできるだけ道路の真ん中を走ってみようと思う気持ちと、カーブをどのように走ったら効率がいいのか、あるいは、応援の声を近くに感じたいとか、いろんな事を考えました。
応援の声にとても励まされました。声、、、否、応援してくれる気持ちが心に届いていた感じがします。「心拍数154」は練習では出なかった数字です。140を超えたらすぐに歩いていました。でもこの時は154でも、それほど苦しさを感じていませんでした。筋力の足りないのは、とってもよくわかり堪えました。
【第2関門まで】
第1関門がわからないまま「まだ走ってていいんだ、ラッキー~!」みたいな感じで走り続けて、花笠パレードの通りにでると、もう既に多くのランナーが折り返してやってきます。でも、まだこっち側にもたくさんの応援の声をいただいて、給水所も残っています。これは奇跡だ~!!!水も慌てるとむせてしまうので、ゆっくりいただいて先に進みました。文翔館を一回りして私も折り返しに入ったところで、最終の自転車隊と車がゆっくりとレースを見守っているのが見えました。この先第2関門までは3Kmあまり。結構遠いです。(収容車には乗らないよ~。)いつ捕まっちゃうのかな~みたいな気持ちもあったけど、沿道の声援は遅い私たちにはとても心優しく届けてくださるのを感じていっぱい笑顔でうなずきながら走れたと思います。たばこを吸っておられた方の前を通るのは、応援は嬉しいけれども、正直嫌だなと思いました。
花笠通りの遅い折り返しの道でも、第2関門手前の山形大学の通りでも給水所がまだあって奇跡的だと思いました。制限時間は過ぎているけど、私たちのような参加者におおらかに対応してくださっていることがありがたいと感じていました。第2関門を前にして、自転車隊の男性が交通規制解除になるので、ランナーは歩道に移るようにと促します。大きなバス2台が第2関門のところに待機中。
ここまで来られてよかった~!。第1関門から孤独に1人で続ける覚悟もあったのに、ここまでくる事ができたことが本当に夢のようで嬉しかったです。
さて、この第2関門から先に進むにはどうするか。
スタッフの方に乗車を促され、そういうことは困るということを言われるので、ちょっとここで少しやり取りがありまして、ゼッケンを外す提案で受け入れてもらえて、RCタグも外すように言われスタッフの男性に預けました。
【ゼッケンを外して進む】
馬見ヶ崎川原にでると、この先から折り返してくるたくさんの選手が走って来ます。
私はゼッケンを外し、歩道を邪魔にならないように、ゆっくり走ります。応援の女性に説明したり、残っているスポンジを片付けているボランティアの方と話してスポンジを使わせてもらったりしました。
折り返し地点にいたスタッフの方から、イメージのためにその場所を教えて欲しいと言って、ちゃんとコース通りの折り返し地点から折り返しました。
片付けにとりかかるたくさんのスタッフの方々の働きを見ながら、コースだった場所の歩道を進みます。走る格好の人はポツンと1人。この辺りから、両足のつま先の痛みがひどく感じられジンジンしてきました。
ポケットに忍ばせた袋入りのゼリーを口に含んだり、花笠通りでいただいた のし梅 もいただきました。
この辺りでお腹が空いてきた感じがありました。JAのところのおにぎりをいただいておいたらよかったかな・・・なんて思っていました。
Polarも「最高消費カロリーを記録しました。」とか言ってたな。
【第3・第4関門あとにスタッフ集合中】
本当にたくさんの方々が運営に関わっていられる姿を見せていただきました。
気になったのは、たくさんのゴミ。このようなあり方を続けていいのか、少々疑問を感じつつ、回収され損ねているスポンジを時々横目でみながら、歩道を進みます。
ゴールまでもう少し。(3時間をきれたらいいな。)と思うけど呼吸もそれほど苦しくない、足も引きずるほど疲れていないのに、つま先の痛みで頑張れなかったな・・・
もう、レース終了して帰る参加者とたくさんすれ違いながら、ゴールを目指す自分。
数日前、初めてコースを回ったときはおよそ4時間だったことを考えたら、1時間も早い事に自分で驚きつつ、表彰式をしている声が聞えていました。
ゴールはどうなっているかなぁ・・・芋煮は食べられるかなぁ・・・
早くシューズを脱ぎたいー!
とか考えながらスポーツセンター敷地に入りました。
【ゴール】
やった~!まだゴールがそのままになっていました。タイムの表示板も作動していました。
私は、Polarのスイッチを終了し、3時間を36秒過ぎちゃってもうちょっとだけ頑張ったら2時間台で来れたなと思ったけど、第2関門でのロスもあったしな・・・とか考えていたら、前日「楽しもうね。」と電話をくれて、折り返しでも「がんばれ~」と声をかけてくれた二人がいて、ゴールを一緒に祝福してくれました。ありがとう~。
走り始めの頃は、会場には人影などなくなっている事も覚悟していたのに、ゴールは残っていたし、芋煮コーナーもまだ配布を続けていて、なんだか夢みたいな感じでした。
しかし、配布物をチェックするゼッケンを外しているので、もらえないかもな。。。
さて、どうしようかと思いつつも状況を話したら快く対応してくれて、笑顔で「お疲れ様~」と言っておいしい芋煮を手渡してくれました。
いただきながら「山形っていいところだなぁ。」と思いました。とってもおいしかったです。
足の痛みをしばし忘れて芋煮をいただいた後、昨年お世話になった、針灸の先生方のコーナーはどうかしらと行ってみると、まだ受付をしていて、今年もこちらでケアしていただく事ができました。
荷物を預けるときにも、この場所に取りに来るには間に合わないかも知れないけから、その場合はどうしたらいいのかを聞いておいたけど、預けたその場所に取りに行くことが出来ました。
完走賞発行のコーナーを遠目に見て、「来年はちゃんと、あそこにも行くぞ!」と思って会場を後にしました。polarのデータがあるのでその点は問題はありません。
【継続のために】
今回、曲がりなりにもハーフのコースを走り・歩き通してみて、体の柔軟性そして、筋力の鍛錬と足にあったランニングシューズの必要性を感じました。
継続して、体力づくりの為のランニングを続けて行きたいと思います。
【見苦しいものを失礼します。】
↓到着後の足。 ↓昨日の状態
やっぱり靴を考えなきゃ!