ジニーちゃんレシピ「しみぬき編1」
綺麗になったらいいなぁ~
そしたら、ジニーちゃん(※)がまたやって来てくれました。
(※私が望みを唱えると、どこからともやってくる私のヒーローの名前。あのディズニーのランプの魔人「ジーニー」が基のイメージですけど。。。)
(綺麗になってどこが汚れていたのかわからなくなってしまい、比較の為の写真の位置がちょっと上になってるんですけど、ご愛嬌で。)
今回は、ジニーちゃんがやってくれた訳じゃなくて、こうやってみたらどうかという閃きをくれました。
ぬるま湯をつけて、汚れの上から垂直にブラシを落とし優しくたたきます。
タオルに、汚れを移すという気持ちです。
ここで擦ってしまうと、生地をいためますから気をつけてくださいね。
「もうちょっと落としたい~!」という感じがしたので、固形石鹸を歯ブラシにちょっとつけてみたりしました。
ちょっと向きが違いますが同じ場所です。
シミの形とおんなじ形にタオルに汚れが移るんです。たのし~ぃ!!!
ちょっとしたポチも気になっちゃって、楊枝の先をちょっとつぶしてつついてみたら、うまくいきました。
気になっていた汚れがずいぶん落ちて、すっきりしました。
水分でぬれた跡は、水の輪ジミにならないように、乾いたタオルではさんで水分を取ります。
手の温もりで温めて水分を飛ばすつもりで、ここまで働いてくれた感謝を送るんです。
以上、ジニーちゃんレシピ「しみぬき編1」
ーーーきもの豆知識ーーー
因みに一番上の写真。
赤い線を書いて、先が尖っていますよね。
衽の付け線と衿の付け線の交差する、この部分を「剣先(けんさき)」といいます。
すっきりと縫い付けるには、やはり和裁の技を磨くことなんですよね。
日本の着物には、「すごい!」や「おもしろい~!」がいっぱい詰まっていると思いませんか!?