栞
お菓子のおみやげをいただきました。
パッケージを眺めながらいただいていたら、綺麗だからただ捨てるのはもったいないと思って、使えそうなところを切り取りました。
穴をあけて、糸を通しました。
糸は東根のクラフト市で手に入れた、あやふやな記憶だけど「きびそ」。
「きびそ」とは、蚕が繭を作る時はじめにだす糸で、 蛋白質セリシンが豊富に含まれ、
精錬していないので、ちょっとごそごそしています。
素敵な栞になったでしょう~!?
お心遣いどうもありがとうございました。
~おみやげや、プレゼントについて思うこと~
おみやげやプレゼントって、
贈る相手を思って準備しますよね。
時間やお金、心をその相手のために使う行為。
それって、とっても素敵なことだなぁと思うんです。
いただく事は嬉しいことですが、実は、贈る喜びもありますよね。
だから、できるだけ遠慮しないで、そして、感謝して笑顔で「ありがとう」と言って受け取れたらいいなって思います。
子どもたちも家をでて一人暮らしになり、食材の買い出しもあまりしなくなりましたが、
先日息子のアパート近くに用事があったので、息子に何か届けたいと思って買い物に行ったんです。
何を喜んでくれるかなぁと考えながら店内を歩き回る自分。
子どもたちが小さかったころ、ちょろちょろと姿が見えなくなって一瞬不安になるのですが、お菓子売り場にいるんですよね。
「お菓子は一つだけね。」と私が言うので、一生懸命選んでいるんです。
そんな光景を思い出しながら気がつきました。
誰かのために買い物ができることって、幸せなことだったんだなぁ・・・って。
おまけに、
大きくなった娘がある時教えてくれた事を、もう一度書いておこうかな。
たった一つのお菓子を選ぶのに、「お母さんが好きなものは何かなって考えていたんだよ。」
びっくり・感動・衝撃の一言でした。
愛によって人は生かされているんだと思います。
愛はすべてを完全に結ぶ帯である。コロサイ3:14