言葉には心を込める
感謝を書く、言葉で表現するというチャレンジをできるだけ多くしていきたいと思っています。
何となく感じていることや、いつも心で思っている事でも、それを伝わるように表現するって、案外難しかったりするものです。
でも、心を書き出すということは、心にとてもいい作用をもたらすものだということを実感しています。
このようなブログだと不特定の方に読まれる可能性がありますし、時間の制約もあるわけで、そのあたりの配慮ができているのかどうかやや不安な面はありますが、 できるだけまっすぐに自分の心と向き合って、これからもできるだけ感謝の心を書き出してみようと思います。
感謝について考えると、たくさんの人や出来事が浮かんできて、 それをどうまとめたらいいのかとちょっと混乱しました。でも、なんとか書き始めてみることで、気づいていなかった感情に気づけたり、何かに降参して荷物を降ろすような感覚、潔く自分と向き合って心を整理するという経験になったような気がいたします。
感謝を書き始めたら止まらなくてエネルギーを使ったけれど、それ以上に得るものがあったと友人は教えてくれましたが、私も本当にそうだったと思います。
カウンセリングやコーチングを受けたことのある方なら実感していらっしゃると思いますが、書くことだけではなく、話す事にもそのような効果があると思います。お友達とのおしゃべりだって、そういう効果がありますよね。
最近私はこんな体験をいたしました。
今年になって思いがけず、私に話すチャンスを与えていただいたのです。大事件です。否、もとい。
大ニュースです!
私の人生のトピックニュースだと思います。
夢のようにぼんやりと思い描いていた事が現実となりました。
そこで、話し方のレッスンを受けようと、今田由美子さんにお願いしました。
お話をさせていただくという仕事をいただけた事にも感謝ですし、ここ山形でこのようなレッスンを受けられることにも感謝です。
与えられた時間で話せるように、原稿にまとめていざ、レッスンを受け始めました。
ところが1行も進まない。
言葉は伝えるもの。
伝えるためには言葉だけでは伝わらない。読んではダメだ。
大切なのは心で話すこと。
心を伝えること。
ちがう!
だめ!
ちがう!
何度も何度も繰り返して、とうとう、あるところで涙がぼろぼろと溢れて来ました。
母親との関係に私は抑えていたものがあったようです。
そんな気持ちはこれまで全く意識した事もありませんでした。
書く時にはさらっと書いた。
でも、心を伝えようとしたら、涙で詰まってしまいました。
自分でも信じられない驚きの体験でした。
心を表現するということを日々やり続けることが、より自分らしく生きることにつながるのかもしれません。