水を薬に替える

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水を薬にかえる

「白湯」これ読める?

娘に聞かれて戸惑った。

はい、試験にでたら「さゆ」と書いてくださいね。「しらゆ」とも読むようです。

水の事を英語で?

[Water] ね。

「ウォーター」。

じゃあ、お湯は?

「・・・」

「ワイター」だよ。って言ったら、小さかった娘がそうなんだ~と素直に聞くから、慌てて訂正!そして、一緒に笑った・・・

「道路」(どうろ)は「road」(ロード)って言うんだよ~なんて話をした後だったからね。。。

懐かしい思い出です。

はい、気をとりなおして水が沸かし方によって薬になるというお話。

集まりの時にみんなお茶やコーヒーを飲む中、「私は白湯を。」と言っていたあの女性は確かに綺麗だった~。

それにはこういう訳があったんですね。

油のついた食器を洗うときって、水で洗うのとお湯で洗うのでは違いますよね。

なるほど~!体の中のいらなくなった油を洗い流してくれるイメージを持つことができました。ようやく腑に落ちたんです。

実際、体もぽかぽかあったまります。さらに、鉄瓶を使って沸かせば鉄分の補給もできるというわけですね。

昔のお母さんは子どもがおなかが痛いといったら薬を使うのではなく、症状によって対応できたそうです。

食事を抜いて、やわらかいものから少しずつ与えるとか、お腹を温めるとか。そして、熱い白湯をふぅふぅいいながら飲ませると、体があったまって、そしてたくさん排泄されていっぺんに体が楽なるそうです。

私はあの黒くて丸い薬をよく飲んだな・・・

子ども達にも同じようにしてしまいました。

お粥は作ってもらいました。塩味のたまご粥の味が懐かしいです。私も、子どもたちに作ってあげることができました。それから、すりおろしたリンゴ。。。

私が子どもの頃風邪をひいたときには、祖母が長ネギを焼いてガーゼに包んで喉に巻いてくれたことを覚えています。それが効いていたのかどうかはよくわかりませんが、祖母の愛情を今このように感覚として思い出すことができています。

おっと!話がずれましたね。

では、その薬のようになるお湯の沸かし方というのをご紹介しましょうね。

普通にお湯を沸かしてください。そして、沸いたらそのまま3分。そのあと少し火を弱めて10分沸かす。以上です。

私は、ガス代がもったいないと思って、沸いたらすぐに火を止めてしまっていたんだけれど、ある程度の時間、ぐつぐつ沸かすことが大切なのだそうです。

私が読んだ本にはこのように書いてありましたが、ネットで検索すると電子レンジを使う方法とか様々でているようですし、白湯の効能もずいぶん魅力的なたくさんのことが載っています。

生姜や蜂蜜を加えたり、梅干を入れることなどは私も時々やっています。

!注意!ガスの止め忘れがないようにしてくださいね。私はipadのタイマーを使っています。便利な時代になりました。

沸きはじめるまで台所回りの仕事をする場合はいいですが、まず、沸かす水の量を決めて湧き出すまでの時間を把握してください。①(沸き出すまでの時間+)3分のアラームセット、②その後10分の2回、タイマーをセットします。

ちょっとパソコンに向かっていたりするとうっかりしちゃいますから、ぜひ、タイマーを活用してくださいね。

私が子ども頃は、毎朝お湯を沸かしてポットに入れるのが朝の仕事の一つでした。

家族で分担して掃除をし、祖母は線香をともして仏壇に向かってお経を唱え、炊けたご飯は一番最初に仏壇、神棚に供える。。。

考えてみれば、そんな暮らしから程遠い生活を30年以上も続けて来てしまいました。

白湯のお話から、何か大切なことを忘れていたような感覚を覚えました。

何が大切で何が余分なことなのか、それは人それぞれ違うと思います。それに気づくきっかけ、タイミングがあると思うし、そこから離れたからこそ感じ取ることができるものなのかもしれません。

少しずつそぎ落としていく生き方ができたらいいなと思っているところです。

白湯を取ることおすすめです!!!

鉄瓶を持っていない人はぜひ手に入れてください。大切に使い続ける為にできるだけ良い物を手に入れてくださいね。

ここ山形は、人間国宝の高橋敬典(たかはし・けいてん)氏の地元です。

盛岡・南部鉄器も外国で大人気だそうですね。

台北のデパートでも南部鉄器のかわいいポットを見かけました。

ずっと前から行きたい~!と言っているのに、未だ行くことができていないパリでも販売されているそうです。

南部鉄器についてかかれたこの本を持っています。

「盛岡・南部鉄器の今」~400年の歴史受継ぐ炎の芸術~ 繊研新聞社 村上 洋一著

鉄瓶の扱い方なども書いてあるので、次にこの辺り少しご紹介したいと思います。

良いものを丁寧に使い続ける。

こんな生き方ができたらいいですね~。

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