麻の葉

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やっぱり好きな柄、麻の葉の文様。

10代の頃、藍木綿に麻の葉を刺した思い出があります。

麻の葉文様とは、正六角形の幾何学的な模様でその形が麻の葉に似ている事から麻の葉文様と言われます。

麻の葉

麻の葉はすくすくとまっすぐ育ちます。

そんなところから、麻というのは神と人をつなぐものという考え方があったのではないでしょうか。

赤ちゃんにも(この子がすくすくまっすぐ育ちますように。)という願いを込めて麻の葉模様の産着を着せる風習はまだ残っていますね。

以下は↓大麻を正しく考える国民会議より ------------------------------------

大麻草(=麻)とは、縄文時代の昔より日本人の生活(衣・食・住)と密接に関わってきた植物であり、また燃料用・医療用・祭事用・神事用にも使われ親しまれてきた植物です。
第二次大戦前はその栽培が国家によって奨励されてきました。

かつての日本人の生活の中では、赤ちゃんが生まれる時のへその緒は麻糸で切り、子供は麻のように丈夫にすくすく育つようにとの親の願いから麻の葉模様の着物で育てられ、結婚式では夫婦が末永く仲良く幸せであることを願って夫婦の髪を麻糸で結ぶ儀式が行なわれていました。

日常生活では、麻の鼻緒で作った下駄を履き、麻布でできた着物や褌(ふんどし)を身に付け、麻の茎の入った壁や天井に囲まれた家に住み、麻糸で作った畳の上で過ごし、夏は麻糸で作った蚊帳(かや)で寝ていたのです。

神道においては、大麻は罪穢れを祓うものとされています。
そして、伊勢神宮のお札のことを「神宮大麻」と言い、大麻とは天照大神(あまてらすおおみかみ)の御印とされています。

このように大麻草は精神的にも物質的にも、日本人のシンボルともいえる植物であり、桜が日本の国花とするならば、大麻草は日本の国草であるといって良いのです。

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麻の葉文は、着物や帯の柄としても人気がありますね。
歌舞伎役者の5代目岩井半四郎が「八百屋お七」、嵐璃寛(あらしりかん)が「お染」役に麻の葉文様の衣裳をつけて大流行させ、町娘役には欠かせないのが麻の葉の模様。若い娘の代表柄となったのだそうです。

大麻取締法によって、日本人の暮らしから離れてしまった麻ですが、神様が私たちに与えてくださったすばらしい贈り物「麻」が私たちの生活の中に戻ってくるように願います。

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