日本人にとっての竹

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着物を出して眺めてみたら、竹の文様の着物が何枚か出てきました。

お気に入りの青い竹の小紋。

比翼仕立ての黒留袖に、単の留め袖も竹の文様でした。

また、アンティーク着物で、紅絹裏のついたお気に入りの紫の色留袖(または訪問着)も竹文様です。

日本では、吉祥文様として親しまれていますね。

「松竹梅」

中国から入ってきた文様で、

中国の宋の時代より歳寒三友(さいかんのさんゆう)と言って、松・竹・梅の三つをさします。

竹は松とともに寒中に色褪せもせず、また梅は寒中に花を咲かせます。

中国では「清廉潔白・節操」と認識され好まれました。

日本に伝わったのは平安時代で、江戸時代以降に民間でも流行しますが、「松竹梅」といえばめでたいこと。

解釈は少し違っているようです。

竹は、地価茎を張り巡らせあっという間に伸びることから「威勢がよい」とか、

節があることから「節度がよい」。

青いことから「清浄である」というイメージがあります。

しなやかで強く、折れることのない竹、その風情も美しく、やはり中国文化の影響を受けたベトナムでも竹の文様をみましたが、昔から竹は各国で愛され続けてきたわけですね。

竹のようにまっすぐに、節目、節目を大切に、生活にはメリハリをつけ、割ったら割ったで気持ちよくスパンと割れるような、そんな気持ちのいい生き方をしたいものです。

(2013.12.3 このとき着ていたのが竹の模様の着物でした。)話和輪プロジェクトfacebook

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